回転ボスとは 円形モデルに最適

SolidWorks(ソリッドワークス)押し出し編、回転ボス/ベース。スケッチ輪郭を中心線や軸などを利用して回転させてモデルを作成します。円形の物はこれを使うと簡単です。特に球体などは回転ボスが威力を発揮します。

ピンを作ってみよう

簡単なピンを作りながら回転ボス/ベースを解説しますね。

ピンです。ここにきてやっとモデルらしいものが登場しましたね。これをつくりますね

スケッチする

回転ボス/ベースを使う場合は今までの押し出しとは少し違うスケッチをします。

ピンの断面の形になってますが、半分です。

回転ボス/ベース

スケッチができたら、フィーチャータブの「回転ボス/ベース」を選んでください。


 

プロパティマネージャーが開いたら軸のところにスケッチの中心の線を選択して回転は360度にして「OK」します。で上記のモデルが完成します。

SolidWorks(ソリッドワークス)回転ボス/ベース

端サーフェスや頂点指定などもある

回転ボス/ベースには「端サーフェス」や「頂点指定」「オフセット開始サーフェス」など普通の押し出しと同じようにバリエーションがあります。頂点指定だけ載せておきます。

画像ではスケッチの頂点を指定してます。切りかけのようなモデルができます。

球をつくる

球体をつくるコマンドはありませんので、回転ボス/ベースを使ってつくります。

だいたい皆さんがお察しのとおり半円をスケッチします。


 

軸になる線と回転角度を入力してオッケーすれば球体の出来上がりです。簡単ですね


 

回転ボス/ベースの解説でした。円形の物はこのコマンドを利用すると簡単にモデルを作成することができますね。円柱などはスケッチで円を書いて押し出しすればなんとかなりますが、球体は回転ボス/ベースを使ったほうが簡単です。球体が多い業種の場合は必須ですね。

 

今回はこれでおしまいです。

お疲れ様でした!

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