SolidWorks API基本操作
SolidWorks APIは便利な割にはなかなか解説書などがありません、言語がVBAなら
ある程度の資料が見つかりますがVBAは古臭い感じがありますし、現代はWEBの時代で
JavaとかJavaScript、PHPなどが主流になりつつあります。C#ならJavaとかJavaScriptと
形式などがほとんど同じですのでC#だけでSolidWorks APIの基本操作編を作成したいところ
ですが、C#はJavaと同様お行儀よくプログラミングしないとすぐご機嫌斜めになりますので
NET.VBも取り入れます、C#もNET.VBも書き方が違うだけでほとんど同じ言語ですので
NET.VBを覚えれば自然とC#も使えるようになります。
SolidWorks API基本操作編での使用言語はNET.VBとC#です。VBAは使いません。
基本、入門編ですので、難しいこともしません。
NET.VBとC#の言語をある程度理解している前提ですので、言語の説明は致しませんので
ご了承ください。
この項目の流れ
- マクロの記録でコードの自動生成
- コードの解説
- 自動生成されたコードの編集
- 出来上がったコードの実行
まずはマクロでコードを自動生成しましょう。
マクロとは
今自分が行っている動作を記録してコード化することです、自分でコードを書く
必要が無くプログラミングの知識があまりなくても、難しいコードを書くことが出来ます。
基本編の最初ですからまずはマクロでコードを自動生成してみましょう。コードの自動生成のみです。
- 「新規」→「部品」→「OK」で部品テンプレートを開きます。
- マクロの「記録¥一時停止」をクリックします。この時点からコードの生成が始まります。
- 正面を選択してスケッチ編集に入ります。
- 四角をスケッチしますが、今回は矩形コマンドは使用しません、4本の線で四角を作成します。
- 原点を基準に線を1本水平に引きます。長さは任意ですができればキリのいい長さにしてください。
- 原点を基準に鉛直に1本線を引きます、こちらも上記と同様キリのいい数値が望ましいです。
- 上記と同じ長さの鉛直線を水平線の端に書きます。
- 最初に引いた水平線と同じ長さの水平線を2本の鉛直線に接続します。
- 「フィーチャー」→「押し出し」ここもキリのいい数値で押し出ししてください。
- 押し出しが完了したら「」
- 「マクロ停止」をクリックします。
- 名前を付けて保存の画面に切り替わりますので、ファイル名を付けます今回は
ファイル名に「vbfeature.vbproj」にします。
- 拡張子は「.vbproj」です。
- ファイルの種類は「SW VSTA VB Macro (*.vbproj),」です。これでNET.VBのコードが
自動生成されます。
- 保存をします。保存先は覚えておいてください。
- 「保存」ボタンをクリックすると自動生成されたコードが表字されます。
- 今回はコードの自動生成が目標ですので×で終了してください。
- 「保存しますか」のダイアログが表示されますので「はい」で保存してください。
一連の流れを動画で確認してください。
今回はここまでです。次のページでは自動生成されたコードの解説をします。