押し出し編 中間平面

SolidWorks(ソリッドワークス)押し出し編、今回は中間平面っていうのを扱います。スケッチ平面に対して両側に対称に押し出ししますので共通部品をつくったり左右対称部品を作るのに大活躍します。また既にある正面、平面、右側面などを利用すると後で便利なことがおおいです

押し出してみる

中間平面を利用して押し出してみますね

画像では既存の「正面」にスケッチして中間平面で両側に押し出しています。


 

モデルの中心に「正面」が通ってます。「正面」に対して対称です。

実際の開発現場では

押し出しの中間平面は便利って書いたんですけど、実際の現場ではそんなに出番はありません。なぜならミラーがあるからです。

矩形部分を中間平面で押し出しして、あとで円筒部分を作ってからミラーしてます。通常左右対称の部品を作る場合はこのような方法はとりません。


 

矩形の部分は中間平面ではなく別の手段で片側に押し出しして、最後に「正面」を利用してミラーしてます。対称の部品を作る場合はこの方法を使うことが多いです。


 

便利といいながらあとであまり使わないと言ったりして少し矛盾してますが、僕がSolidWorksを使い始めてまもないころ先輩がよく使ってたので便利なのかなっておもってました。でもよく考えてみるとミラーするほうが圧倒的に有利になるため最近は中間平面の押し出しはどうしても必要な場合以外は使ってません。

そのうちに、中間平面の押し出しが必要な場面がでてきますので。そのときに備えてこんな方法もあるってことを知っておいてもらえれば、大成功です。

 

以上でこのページはおしまいです。

お疲れ様でした!

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