SolidWorksとは(ソリッドワークス )部品をコピーで外部参照(参照関係)を付ける、付けない方法とは!

せっかくSolidWorksを使っているなら、部品をコピーしたときに、コピー元を変更したら、コピー先の部品も連動して変更するようにしたいよね。そんな時はソリッドボディを新規部品に挿入すればOK。ただ名前を変更して指定保存しても部品は外部参照(参照関係)が付かないからね。このページでは、参照関係をなくす方法も解説します。

 

新規部品の挿入でコピー

ソリッドボディのカットリストを保存することで、部品をコピー保存したとき、コピー元を参照して連動するようになりますよ。

1.参照関係を付ける

  1. こんな単純なモデルを作成しました。
    この部品のデザインツリーの中に「ソリッドボディ(1)」がありますのでココを展開すると「ボス-押し出し1」のカットリストが存在しているのが確認できます。

  2. 上記のソリッドボディのカットリストの「ボス-押し出し1」を右クリックしてショートカットを表示すると、「新規部品に挿入」がありますのでそちらを選択しましょう。


  3. 「新規部品に挿入」のプロパティマネージャーが開きますが、その画面は、なにもしないで「OK」しましょう。エクスプローラーの画面が表示されたら、名前を付けて「保存」します。
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  4. コピー元のモデルを変更してみます。(押し出しの量を変更しました)


  5. この状態で、保存した部品を開いてみると、コピー元の部品が変更された情報が伝達されて、部品形状が変更されていることが確認できます。


 

2.参照関係を外す

設計変更などで、部品の連動が困る場合は、参照関係を外すこともできます。

  1. デザインツリーの部品名の部分を右クリックして、ショートカットメニューの「外部参照」を選択しましょう。


  2. 外部参照のウィンドウが表示されたら「全てロック」をクリックすると警告メッセージが表示されますが「OK」して、さらに外部参照のウィンドウでも「OK」しちぃましょう。「全てブレーク」を押しちゃうと元に戻らないから注意してね。
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  3. これで、元の部品を変更しても、コピーされた部品は、情報が伝達されず、変更はされません。
    押し出し量を変更した元の部品


    コピー先の部品は変更されていません


  4. 外部参照のロックを解除する方法も掲載します。参照のロックを外したい部品を開いて上記と同じように、外部参照のウィンドウを表示します。「全てアンロック」をクリックして「OK」します。これで、参照関係が有効になります。
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指定保存やコピーして保存は?

指定保存の場合

  • 指定保存
  • コピーを指定保存して続行
  • コピーを指定保存して開く

上記のように3種類の方法がありますが残念ながら、どれを選んでも、部品どうしの参照関係は付きません。
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このページでは、部品をコピーした場合、元の部品を変更すると、連動してコピー先の部品も変更されるようにする方法を掲載しました。

この機能は、2D-CADでは使うことのできない方法です。せっかく、3D-CADを利用していますので、外部参照はどんどん使って、SolidWorksの達人になっちゃいましょう。

今回はこれでおしまいです。

お疲れ様でした!

 

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