SolidWorksとは 3D-CADを選ぶならおススメはソリッドワークス、誰に最適、どんな人にむいているか!? 


今は、3D-CADの種類も増えて、しかも無料版も沢山あって、これから導入を検討している方は、どれを使えばいいのか全くわかりませんよね。それに、やっかいなことに、3D-CADの場合はコマンドの数がとんでもない量で、使いこなすまで結構時間がかかっちゃう。だから一回導入が決まれば、他のCADに乗り換えるのが大変!。

ですので、最初から適切なCADを導入する必要があります。このページではSolidWorksがどんな人に向いているか検証してみたいと思います。

今回は「SolidWorksを徹底暴露」がテーマです。

 

SolidWorksとは!?

おさらいも含めて、ソリッドワークスとはどんなCADなのかサラッと流してみます。

ソリッドワークスの所有会社(正確には親会社)は、あの有名なフランスの戦闘機ミラージュを設計するために、開発されたCATIAの創設者ダッソーさん。

ダッソーさんはミラージュ戦闘機の販売もしていますので、もし戦闘機の購入を考えているなら、五つ星のメーカーです。でも日本の飛行場に置いておけるかはわかりませんので、ダッソーさんに直接聞いてください。ちなみに「ファルコン」も販売してるよ。

 

SolidWorksは「使いやすく」、「手頃な価格で利用可能」が企業ポリシー。

3D-CADの心臓部カーネル(ウィンドウズならOSにあたる部分)はパラソリッド社製。中間ファイルに変換したとき、同じカーネルを採用している3D-CADとは互換性が良い。NX、Unigraphics (UG)、TOPsolid、Solid Edgeなども同じカーネルを採用しています。ちなみに、CATIAはダッソーさんが独自で開発したカーネルを採用している。

100万円前後のミドルレンジの3D-CADでは、世界最大級、少し前のデータですが(現在はもっと多いです)、なんと2013年には、累計販売数が200万本を突破!

操作性の簡便性から、デザイン設計に利用されています。また本質的には機械設計用CADですが、設計スピードが早いから、少量多品種の業界には大人気。

アドインという形で、大手の企業から、CAM機能が追加されたバージョンとか「CAMWorks」、板金に特化したバージョンなども存在します「SheetWorks」など。

エクセルと連携できるため、部品管理とか、データベースの管理が簡単にできる点も魅力の一つです。

流体解析、強度解析などの、各種の解析機能のあるから、構造上の脆弱な部分がすぐにわかります。

DXFやDWGなどの、2次元データの入出力が容易なため、AutoCADとの互換性もバッチリ!

なんか、いいことずくめですが、欠点もあります。2次元データがスゴク重たいんです。この部分は、2D-CADを利用して、少しずつ切り分けて使えば問題が解消されますが、別途2D-CADが必要です。

あと、設計途中ですぐにシャットダウンするから、たびたび保存する癖をつける必要があります。

毎年、大幅な機能強化が行われますが、今までつかえていた便利な機能が使えなくなっていたりするので、困っちゃうときがあります、でも、さすが業界ナンバーワン、修正のリクエストをすると、次回バージョンアップすると、ちゃんと修正されてきます。

どんな人におススメなの!?

図面の知識が全くない方はおススメ!

図面の知識が全くない方が、これからCADを利用して設計する場合に最適です。

モデルを作成すれば、自動で三面図が作成されますから、物体の形状を思い浮かべながら、線を引いていくよりはるかに簡単!

しかも、モデル作成は簡単だし、作成する商品が視覚的に理解できるから、初心者の方でも複雑な形状の物を設計できます。

こんなモデルを作成すればほぼ完成。形状ハッキリわかってかんたん。


2次元図面は自動生成だから早い。部品表も自動生成なので、部品もれなし、同一部品の数もピッタリ正確。
>>>画像を拡大する


完成した図面とモデルを照らし合わせれば、どうやって図面を作成すればいいのかわかるから、図面の知識のない全くの初心者がプロの設計者になるのが早い。

2D-CADを使いたい場合も、3D-CADを使っていると、2次元図面の書き方をSolidWorksが教えてくれる感じなので、2D-CADの練習にも最適!

 

複雑なものや部品点数の多い設計におススメ!

そもそも、操作性が簡便なため複雑な部品を作成するのが得意ですが、部品のどの部分を作成したのか履歴がのこるから、途中で変更したい場合はその部分に戻って、編集すれば、簡単に修正ができるから複雑な部品もOK。さらに、途中を編集するとその下の部分も連動して変更されて、全部を修正しなくても済んじゃう。

右の図は面の作成をしたときの履歴です。一番上の部部を変更すれば、下の部分も全部自動で修正されます。

2D-CADの場合は、最初に引いた線を変更しても、次に引いた線は変更されませんよね。この部分の考え方が全く違います。これが複雑な部品を作成するための対策です。

3D-CADでも、履歴のないCADも存在します。特に富士通のCADは要注意です。但し富士通の場合は、スペックの低いパソコンでも、軽快に動いてくれます。


アセンブリ機能が充実してるから、部品点数が多い設計が得意。

アセンブリとは部品ファイルの集まりですが、ソリッドワークスは部品ファイルの集合体の作成が簡単!

だから、部品点数の多い設計が楽ちんです。

右の画像はアセンブリの画像ですが、アセンブリの中にアセンブリが入っている、入れ子状態も可能です。


 

曲面の多い部品の設計に最適!

薄っぺらの面を3次元キャドではサーフェスって呼んでますけど、ソリッドワークスはサーフェスの機能が抜群。

自動車のボディみたいな、自由曲面のモデルが簡単に作成できます。


このような、曲面の図面を作成するのは、2D-CADだと、線だらけになって大変でも3D-CADなら簡単に図面化することができます。曲面の設計が多い方はソリッドワークスがおススメです。次にも書きますが、自動車産業はCATIAを利用していることが多いですから、その辺は気お付けてね。

 

設計変更が多い場合はおススメ度200%!

SolidWorksにはパラメトリック機能という便利なCADです。設計変更で一部だけ巾などを修正した時って、普通なら隣のところも、またその次のところも修正しなければなりませんよね。SolidWorksの場合は部品の一部を修正すると連動して全ての部品が自動的に最適な位置に動いてくれるから、設計変更があってもヘッチャラ。

赤い部分の板厚を変更すると連動して黄色い部分の板厚も自動で変更されます。便利!


 

3Dプリンターの造形におススメ!

うちの会社は、3Dプリンターで造形サービスをやってますが、ソリッドワークスで作成したSTLファイルは、エラーが少ないです。逆にIGES(中間ファイル)のデータをもらって、造形する場合はかなりエラー修正が必要です。

ソリッドワークスは、3Dプリンターとの相性がいいみたいです。ですので、3Dプリンターで造形する場合は、おススメです。でも、精度が要求されていない造形なら、他のCADでも大丈夫です。


 

 

顧客向けデモをしたい方におススメ!

グラフィックスの機能や、アニメーション作成機能が充実しているから、デモストレーションに使いやすい。

モデルの輝きや、影付き、モデルの背景を変更したり、スポットライトの向きや、追加ができるから、画像をお客さんに見せながら説明すると、満足度200%の効果がありますよ。


動きのある、商品のアピールをしたいなら、アニメーションの機能がダントツのおススメ!
ヤッパリ動くものは動かないと、イメージしずらいですよね。

SolidWorks(ソリッドワークス)筒を簡単に縮めるにはどうすればいいの!?


グラフィックスの機能やアニメーションがかんたんに操作できるから、ソリッドワークスがあなたのかわりに営業しちゃいます。デモをしたい方には強い武器になります。

 

現代の日本社会にピッタリ!

一昔前までは、日本の企業はロボットや自動機を導入してコストを削減して大量生産して稼いでいたけど、このやり方は、発展途上国でも簡単にまねができちぃいまよね。

だから、日本の企業は、日本でしかできないことをやって稼ぐ時代、必然的に多品種少量生産になっちゃう。

日本で稼ぐための、多品種少量生産は設計スピードと設計コストを最小限に、しかも、一歩先の設計技術が必要!

SolidWorksなら操作が早いし、新時代の高度な技術をもっているから、日本でしかできない、特有の開発をしたい方にはダントツのおススメ!

 

 

みんなが使っているからおススメ

どんな3D-CADを選べばいいのかわからないときには、みんなが使っているものを導入するのが一番。ひとりだけ違うCADを使っているとデータの受け渡しや、打ち合わせの時に仲間外れになっちゃう。ましてやお客さんと違うCADを使っちゃうと、転注なんてこともあり得ます。

「わからないけど、とりあえず導入してみよう」、と考えているなら、皆が使っているSolidWorksを導入するのが無難ですよ。

だって、使いやすいし、低価格だし。。。

こんな人には向いていないかも

SolidWorksに向いていない人もいますよ。

  1. 2D-CADにも3D-CADにも一切お金を出したくない人は、向いていないかも!?
    2D-CADの場合は、ある程度無料版でも対応できる場合があるから、3D-CADも同じように、無料版で対応できると思っている場合は、だいぶ勘違いしちゃってるから、そんな場合は、いくら勧めても無理。そういう方は、いつまでも、無料版の機能限定バージョンで「3D-CADってこんなもんか~~~」と思っているしかない。


  2. 長年、2D-CADを利用している人は、3D-CADに対して、あまりにも考え方が違っていて、3D-CADアレルギーになる場合があります。そんな方はあきらめた方がいいかも!?
    3D-CADの場合は線を引いても、図面はできないんですね。しかも、コマンドの数がとてつもない量で、エラーが出たりするから、「こんなのやっても時間ばかりかかちゃうから嫌だ!」ってことになって途中でやめちゃうんですよ。そんな方にSolidWorksは向いていないと思います。そもそも3D-CADに向いていない可能性があります。実際、私の先輩も長年2D-CADで設計をやってましたが、SolidWorksを導入して講習にも参加しましたが、今は全く使っていません。


  3. 調べるのが嫌いな人はちょっときびしいかも!?
    3D-CADはコマンドや操作方法がとてつもない量だから、いつもわからないことだらけ、そんな場合、調べずにわからないままにしておくと、いつまでたっても、上達しません。このことは、プログラミングと一緒ですね。ITの技術者はねんじゅう調べてますよね。それと同じで、調べるのが面倒な方は「面倒だから、いつもと同じ方法でやればいいや~~~」って感じ。仕事は時間との闘い、少しでも早い方法を探さないと、もったいない。なので調べるのが嫌な人はむいていないかも。


  4. 自動車産業や航空産業、電気産業などの設計屋さんはもしかすると、回りの業者や、親会社が「CATIA」を利用している場合があります。その場合はSolidWorksよりCATIAを利用した方がいいですよ。なんたってデータの受け渡しや、打ち合わせの時に同じCADを利用していないと、仲間外れになるかもしれませんからね。


今回はソリッドワークスがどんな人が使うべきか考えてみました。

なぜこんな記事を書いたかというと、いろいろなサイトで、3D-CADの比較をしてますが、どのサイトもメーカーのカタログに記載されていることを、言い方を少し替えてかいてるだけなんですよね。なんでそんなことをするのか不思議でしょ!?

ここには大きな理由があるんです。グーグルさまの検索エンジンが監視してますので、あまり大きな声で言えませんが、サイト運営している方の中には、それでかなり大きな金額を稼いでいる人もいます。そんな人は読者の心理を利用してますから、「3D-CADトップ10ランキング」とか「3D-CAD徹底比較」、「3D-CAD口コミランキング」などとタイトルを付けてクリックしたくなるように仕向けてるんですよね。

みんな数字とか口コミとか大好きだから、そんなタイトルが書かれているとついクリックしますよね。そうすると検索順位があがって、そのサイトから3D-CADを申込めばかなりの金額が貰える仕組みになっています。

だから、真実なんてどうでもいいんです。とにかく利益率のいい3D-CADのメーカーを一番トップにして書いていけば、一番儲かる仕組み、だからメーカーのサイトと同じ利点を書いておけばいいだけ。

そういう訳で、僕はこのページを作成しました。ソリッドワークスをこよなく愛してますが正直、板金関係や2次元データの処理は全く駄目です。こんなこと書いてあるサイトってないと思いますよ。

でも、確実に言えることは、3D-CADを導入する場合お客さんが他の3D-CADを利用していない場合、確実に元が取れるのはSolidWorksです。

ここは思い切って導入するしかないと思います。体験版とかありますが。本気で使ってみないと、そのCADの良さは実体験できません。体験版は殆ど役に立ちませんね。

板金屋さんと、機械加工の場合は絶対にソリッドワークスを導入しないでね。僕は会社に板金用のシートワークスが2台導入されていたので、板金機能を利用するときだけ、シートワークスを利用すればいいじゃんって感じでソリッドワークスを購入しましたが、シートワークスの板金機能があまりにも優れているために、買い直しをしました。100万円以上無駄使いしちゃいました。こんなことにならないように、板金屋さんと機械加工屋さんは必ず専門のアドイン版を購入してください。

今回は以上で終了です。

お疲れ様でした!

 

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