今回は親ビューと子ビューの見分け方や関連性、設定方法などを紹介します。
親ビューと子ビューの見分け方と関連性
親ビューと子ビューは連動してますので、子ビューを変更しても他の子ビューや親ビューには変更が反映されません。
ですので、まずは親ビューと子ビューの見分け方から始めます。
見分け方は簡単、赤枠の部分が親ビューです。
拡大するとこんな感じわかりますよね。
図面ビュー1だけアイコンが部品のマークになっています。このビューが親になります。
また、このビューを変更することによって、子ビューも連動して変更内容が反映されます。
試しに親ビューのスケールを変更してみましょう。現在はスケールが1:2に設定されている図面です。
この図面の親ビューを1:10に変更します。こんな風に一斉に子ビューも1:10に変更されます。
今度は子ビューだけ1:10から1:2にスケールを変更してみます。変更した子ビューだけ大きくなって他のビューには変更が反映されていません。
ですので、親ビューと子ビューの見分け方を知っているとかなり便利です。
親ビューってどうやって設定するの!?
現状、2017版では一度親ビューを削除すると、その図面で親ビューを復活させる方法はありません。
現在、ソリッドワークスに申請中です。もしかしたら2018版で設定可能にのるかも!?
もし、時間に余裕のある方はAPIを利用するとできるかもしれませんので、チャレンジしてみてください。
出来るかどうかは保証できません、注意!!!
親ビューと子ビューの関連性の動画
親ビューと子ビューの紹介でした、関連性を知らないと、全部同じスケールや同じ隠線表示にしたい場合、このビューだけ変更してしまうと、全部のビューに変更が反映されないから、だいぶ損しちゃいますよね。
「親ビューの設定方法がない」という事を知ってるとやたら親ビューを削除したり、予め親ビューにする面を考えておくこともできるから、今回のテーマは、単純で短いけど、かなり有用なものだと思います。
親ビューと子ビューのお話は以上でおしまいです。
お疲れ様でした!
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