3D-CADで動作するオススメpcスペック性能とはHPとマウスコンピューター比較


3D-CADで動作するコンピューターはかなり高額な価格帯だから、購入の失敗はできるだけさけたいですよね。今回はHPのコンピューターとマウスコンピューターの実機を用いてどちらのコンピューターがお得なのか検証してみます。

 

スペック価格の比較

今回比較するHP製のモバイルワークステーションとマウスコンピューター製のモバイルワークステーションのスペック価格を比較します。

 

 

HPのモバイルワークステーション

外観


 

マウスコンピューターのモバイルワークステーション

外観

スペック一覧

両者のスペックです。

メーカー名 ヒューレットパッカード マウスコンピューター
機種  HP ZBook 15 G6 NB991Z-M2
プロセッサー Core™ i7-9850H Core™ i7-7700HQ
メモリー 16GB×2   実動作2400MHz 8GBX2(PC4-19200/DDR-2400)
ストレージ M.2  512GB M.2 SAMSUNG PM981 512GB NVM
ビデオカード NVIDIA Quadro T2000/4GB GDDR5 NVIDIA Quadro P3000/6GB GDDR5
オフィス搭載 オフィス搭載
保障 3年 3年(オプション)
購入可能価格 約30万円 約30万円

 

  1. 同時期に販売されているのにマウスコンピューターの場合はCPUの2世代遅れています。
    HPの場合CPUはVPRO対応になっていますが、正直この機能を使っている企業はほとんどありません。ネット検索すると処理速度が速くなると書かれていますがVPROの機能はそのようなものではありません。
  2. メモリーは両者とも容量の差はありますが、動作速度は同じです。
  3. ストレージに関しては逆にマウスコンピューターはサムスン製の超劇早SSDが搭載されています。Samsung製のNVMe SSD「PM981」で読み込みは3000MB/secで劇早ストレージです。
  4. ビデオカードはHPが最新のものを取り入れていますが、容量的にはマウスコンピューターより少なめです。
  5. HPのワークステーションは標準で3年保証になっています。マウスコンピューターの場合はオプションで3年保証です。この辺のメーカーの考え方は微妙です。
  6. 両者ともほぼ同じ価格帯で30万円くらいで購入可能です。

スペックと価格を比べると何となくHPが優勢な気がします。ただしあくまでも机上のデータです。本当のところは少々ちがいますのでこれから記述します。

実機の性能測定

HP ZBook 15 G6とマウスコンピューターNB991Z-M2の実機性能比較です。

 

起動速度(ストレージ)

基本的にビデオカードはNB991Z-M2のほうが快適に動作しますが、口述しますが場合によってはZBook 15 G6のほうが早くなります。平均するとZBook 15 G6が断然有利です。

ストレージの読み込み書き込み速度の計測です。読み込み速度はHP ZBook 15 G6が早いようです。

HP ZBook 15 G6 マウスコンピューター NB991Z-M2

※計測はクリスタルディスクマークを使用

 

処理速度(CPU)

プロセッサーの処理状態のデータを掲載します。こちらもHP ZBook 15 G6がやや勝ってます。

HP ZBook 15 G6 マウスコンピューター NB991Z-M2

※Cinebenchを使用

 

ビデオカード

この部分は3D-CADにとっては結構ネックになりますよね、ときどき貧弱なビデオカードを搭載したコンピューターで3D-CADを使ってますが重いCAD(ソリッドワークス)などではとっても不愉快な動作になります。ビデオカードの測定も実機で測定しましたので下記に記載しますね。

3D-CADはオープンGL系ですので一番下段の「OGL」の数値がビデオカードの測定値になります。マウスコンピューター NB991Z-M2のほうが少し有利になっています。

HP ZBook 15 G6 マウスコンピューター NB991Z-M2

>>>画像を拡大する

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判定

データ上の判断ではHP ZBook 15 G6がややリードって感じです。ただしあくまでもデータ上です、実際に業務で使用するとなるとまったく違った結果になります。次の項目で実機による業務で使った場合の比較をします(超重要)。

実際に業務で利用すると

性能(スペック)仕様書やアプリケーションによる測定よりも、実際に業務で使った場合の比較が大切です。そのためここではワークステーションに必要不可欠な点を項目別に比較しました。機種は同じくHP ZBook 15 G6とマウスコンピューター NB991Z-M2です。正直言って今までのデータ上の検証はどうでもいいかも?

 

メンテナンス

マシンに不具合が発生した場合、業務では早急に復旧もしくは回避しなければなりません。修理のためにいちいちマシンを製造工場に持ち込んでいたらどんなに早くても往復で3日はかかります。特にコンピューターを設計で利用してる場合などは、1日たりとも休めませんよね。そのような理由でどちらがメンテナンス性能がいいのか検証します。


画像はメーカーのサイトから引用
HP ZBook 15 G6は簡単に分解可能。

調子の悪い部品は前日午後4時くらいまでに依頼すると翌日の朝に到着します。

万が一故障しても被害は最小ですんじゃいます。

掃除もらくらくです。


 

マウスコンピューター NB991Z-M2

画像は裏蓋をあけた状態。

通常は裏蓋はあけることができません。

ということで、メンテナンスは不可能です。

マウスコンピューターは部品のみの購入はできませんので故障したらそれで終了になります。

 

冷却性能

コンピューターが本来の性能を発揮するためには冷却は欠かせない存在です。

ZBook 15 G6はパソコン背面後ろ部分から大量の風が排気されます。

夜間はアイドル運転でもかなりうるさいくらいです。

コンピューターが熱くなると途端に、ものすごい勢いで排気されるので昼間でもうるさく感じることがあります。


 

NB991Z-M2

いちおう熱排気はされますが、風の流れが悪いのと風量が弱いためあまり

冷却性能はよくありません。

あと、残念なことに黄色枠のマシンの脚部のゴムが接着剤で止めてあるだけなので、マシンが熱くなると接着材が溶けてゴムがはがれてしまいます。


 

NB991Z-M2の場合、冷却性能がいまいちなのでSolidWorksなどの重量旧のCADをガンガン使うとブルー画面が表示されてシャットダウンします。

この状態を繰り返すと故障の原因になりますよね。

困りますね~

 

 

堅牢

業務用コンピューターは壊れちゃいけないんです。過酷な現場や衝撃などで簡単に故障するようではワークステーションとしては成り立ちません。

そんな理由で、両者の堅牢の比較をします。といっても破壊試験をするわけではありません。ご了承ください(高価なので…

HP ZBook 15 G6

キーボード面は非常に頑強に作られている感じ。HPのワークステーションは昔から頑強。

軽量化は重視してない様子。

それに対して、マウスコンピューター NB991Z-M2はかなり貧弱なつくりになっています。

比較の結論

今回はHP ZBook 15 G6とマウスコンピューター NB991Z-M2をスペックやベンチマーク業務利用の場合の比較検証を行いましが、HP ZBook 15 G6がかなり高い評価があるようです。

スペックやベンチマークなどはそれほど大差はありませんが、実際に業務で使用するとだんぜんHP ZBook 15 G6に軍配が上がります。

ほぼ同価格でこれだけの差がありますが、なぜか改善しようとしないマウス。乃木坂のコマーシャルの影響大かも…

これからマウスコンピューターも心を入れ替えて斬新なモデルを世の中に投入するかもしれません、その時を楽しみに待ちましょう。

 

このページはこれで終了です。

お疲れさまでした。

 

 

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おまけ

パソコン→パーソナルコンピューターは「personal computer」で、「個人的なパソコン」という意味になります。よって、ワークステーションは「パソコン」ではありません。分類わけではコンピューターのなかのパソコン、コンピューターの中のワークステーションになります。