ソリッドワークスを利用する場合は、パソコンのスペックによって作業効率が著しく変わってしまいます、最悪、全く動作しないこともあります。そこで、今回は、パソコンの選定で日本HP製のワークステーションを例にして、カスタマイズしてみます。
1.グラフィックスを確認しよう!
ソリッドワークスを利用する際は、ビデオカードが一番重要です。パソコンを選定する際は、NVIDIA Quadro M2000以上のものが搭載できるか、確認してから、カスタマイズしていきましょう。
- 画像をクリックすると、HPのサイトにとびますので「デスクトップ」→「ワークステーション」と進みます。注意:このサイトは本当の購入サイトですので「ご注文完了」のページまで進むと注文になりますので注意してください。
- 少し下にスクロールすると「HP Workstation ラインアップ」の欄がありますので、ここの「デスクトップ」をクリックします。
- 「HPワークステーション デスクトップ シリーズ」のページに移りますので、少し下にスクロールして「Z240SFF」をクリックしてみましょう。
- 「HP Z240SFF Workstation 製品詳細」のページで「価格・モデル一覧」を選択してみましょう。
- 一番安価なものを選んでみます(赤枠)。青枠のものはOSが付いていませんので、注意が必要です(選択対象外です)
- カスタマイズのページに移ります。少しずつスクロールして、グラフィックスの部分を探します。
- グラフィックスの部分の画像ですが、残念ながらこの機種には、「NVIDIA Quadro M2000」以上ビデオカードは搭載できないようです。違う機種を選びましょう。
- ページを戻して「HP Z240 Workstation 製品詳細」で、同じように「価格・モデル一覧」を見てみます。
- 一番安そうな機種を選んでみましょう、今度も青枠はOSが付いていませんので、対象外です。
- カスタマイズのページを下のまでスクロールしてグラフィックスの部分を探します。この機種は「NVIDIA Quadro M2000 4GB」がありました。この機種はソリッドワークスが使える機種です。
このページは本物の購入ページですので、間違って購入しないでね。あくまでも、製品選択の練習ですよ。
2.CPUやメモリー、ハードディスクの選択
一番重要なビデオカード搭載可能な機種をみつけることができました。あとは、CPU、メモリー、ハードディスクをカスタマイズします。
推奨は
- CPUは標準で付いているもので十分です。
- メモリーは16ギガ以上を付けましょう。
- ハードディスクは500ギガ以上が推奨です。
- CPUはプロセッサーって言いますよね。標準で付いているものにチェックがしてありますが、Xeonですから、性能は十分と判断します。
- メモリーを16ギガに変更してみました。45000円の追加料金がかかります(たかっ)。メモリーはネットで別途購入すると2000円くらいで購入できますよね。
- ハードディスクは500ギガが標準ですので、このままでOKです、HPの場合はハードディスクの回転数が7,200rpmですので、速度的にも問題がないと思いますが、SSDに比べると、故障率やスピード面を考慮すると、判断が難しいところです。資金に余裕のある方は、SDDが絶対に有利です。ちなみに、私のノート型パソコンはSDDが付いてますが、回転式のハードディスクとは比べ物にならない位スピードが早いです。遅いと「イラっ」としますよね。
- あとは、付属品のカスタマイズですが特に変更するところはないようです。RAIDの構成などはねんじゅう、バックアップを取っておけばなんとかなりますよね。ちなみにうちの会社のパソコンは全部RAID1の構成になっています、もったいないですね。RAIDが必要な方は、予めハードディスクを2個搭載する必要がありますので、追加料金が発生します。
- モニタは別売のものでも十分ですし、現在使用中のものでもOKです。但しワイド画面じゃないと都合がわるいので、ここで購入するか、ネットで別途購入してください。オフィスは最近はやりの「Microsoft Office 365 Solo」の方がいいかもしれませんが、なんとなく、一緒に購入した方が安心な気分です。
詳細部分はそのままで問題ありません。以上でカスタマイズの完成です。こんな感じで機種のカスタマイズをしていきます。
3.システム要件で確認!
機種選定とグラフィックカードが決まったら、機種名とグラフィックカードの機種名をメモしておきましょう。
ソリッドワークスのシステムの要件のグラフィック カード ドライバのページで、認定されているか確認しておきましょう。但し目安です。実際、私の会社のパソコンはソリッドワークスをガンガン使っていて何も問題ありませんが、ソリッドワークスでは認定されていません。
ちなみに、NEC製で機種名は「Express5800/53Xi」値段は70万位です。
確認方法です。
- 上記の「ハードウェアとシステムの要件はコチラ」をクリックしてください。ソリッドワークスの画面に移動しますので、少し下にスクロールします。赤枠の部分をドロップダウンして、先ほどメモしたメーカー名を選択します、今回は「HP」を選択します。このページ動きが悪いですから、ドロップダウンにメーカー名が表示されるまで、かなり時間がかかる場合があります。
- 機種名やビデオカードのメーカー名(ベンダー)、ソリッドワークスのバージョン、OSの種類を選択して、「結果を見る」をクリックしてみましょう。結果が表示されます。上記でも書きましたが、あくまでも目安です。
以上でシステム要件も確認できました。後は検討して購入となります。
今回はHPのサイトでワークステーションのカスタマイズの方法を紹介しました。なんとなく、イメージができたでしょうか。
これから、パソコンを購入する場合は参考にしてください。なんか、この記事を書いていたら、新しいいパソコンが欲しくなってきました(笑
以上でおしまいです。お疲れ様でした。
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