SolidWorks 使い方 入門
ソリッドワークス3Dプリンターのデータ作成、修正、造形 株式会社 サンエツ
干渉確認
「構成部品の表示」→「構成部品移動」と押下します。
プロパティマネージャーが開きますので 「移動」に「フリードラッグ」、「オプション」→「衝突検知」→「全構成部品」→「衝突面で停止」にチェックを入れます。 黄色→のクランクの部品を回転するとピストンが上下する仕組みになっています。
ピストンが上に上がるとピストンとヘッドの部品が衝突して、 ただちにストップします。 また、衝突した面がハイライトされますので修正のヒントになります。
干渉のクリアランス
部品によってはクリアランスがないと困ることがあります。 部品間のクリアランスを設けてクリアランスが足りない場合はストップするようにしてみましょう。押し出しで「E-01」の部品を15mm押し出して干渉しないようにします。 押し出しで合致のエッジがなくなってしまいましたので「合致」のエラーが出ます、 再度合致拘束を付け直してください。
「構成部品の表示」→「構成部品移動」と押下します。 「オプション」→「衝突検知」と「衝突面で停止」を選択します。 「ダイナミッククリアランス」にチェックを入れて「選択構成部品のジオメトリ」にピストンとヘッドを入力します。 「指定クリアランスで停止」で5mmを入力します。 「ドラッグ再開」のボタンが押せるようになりますので、 押してください。
クランクの部品を回転させますが、 部品間の距離が上記で設定した5mmで動作がストップします。 このように干渉を部品間の距離で設定することができます。