SolidWorks 3D-CAD,使い方,入門

ソリッドワークス

隔離コマンドを使って隠れた部分を修正しよう!

マルチボディを作成していると、隠れた部分が見えなくて、 カットするのを忘れたとか、 隙間が空いているのがわからないときってありますよね。 そんな時に「隔離」コマンドを利用すると作業が早くなります。

こんな時です!

赤枠の部分をトリム/延長で整形してますが、完全にカットされてません。 アングルをカットしたいけど、チャンネルを非表示にしないと編集ができない。 両端にチャンネルがあって両方非表示にするのは面倒。できればアングルだけ表示したい。 と、考えている場合は隔離コマンドが便利。

「隔離」コマンドの使い方

使い方は簡単。 アングルを選択して右クリックのショートカットメニューを表示して「隔離」 コマンドをクリックするだけ。

一回の動作で両側のチャンネルを非表示にできて簡単!

これで楽にアングルの整形ができます。 整形が終わったら「隔離モード終了」をクリックすれば、 非表示になっていた、両側のチャンネルが再度表示される。

完了です。早っ!

以上ソリッドワークス2017編の「隔離」コマンドでした。 バージョンによっては右クリックのショートカットメニューに 「隔離」コマンドがない場合もあります。

その場合は、先にアングルを選択状態にしてから、 「表示」→「表示タイプ」→「隔離」と押下してください。 この場合は、少々時間がかかってしまいますね。

「隔離」コマンドの使い方の動画です

今回はカットリストの数が少ないから、 あまりメリットが感じられなかったかもしれませんね。 カットリスト数が多くなると、 回りの部品を全部非表示にしなければならないから大変。 そんな時は、是非「隔離」コマンドを利用してください。

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