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SolidWorks 鋼材レイアウトの輪郭登録 
鋼材レイアウトの輪郭登録
鋼材レイアウトの輪郭はSolidWorksに最初から登録されている輪郭だけでは、足りないこともあります。 特殊な鋼材でよく使う場合輪郭を登録しておけばすぐに呼び出して、 鋼材レイアウトとして利用できます。
下の画像の輪郭を登録方法を見ながら話を進めましょう。

「鋼材レイアウト」の輪郭登録方法

  1. 正面に輪郭をスケッチします。赤枠の点を打っておきます、後程輪郭配置で利用できるようにします。


  2. スケッチを終了して、指定保存でファイルの種類を「Lib Feat Part」にして, 指定されているフォルダーに保存します。 保存フォルダーはデフォルトの場所でもいいですし、別の場所に保存しても構いません、 但し保存先がデフォルトではない場合は「オプション」でファイルの検索先を変更します。 デフォルトのパスは2015版では「C:\ProgramData\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2015\lang\japanese\weldments」 になっているようです。


  3. 「保存」ボタンを押します。


  4. スケッチがライブラリに登録されていないときは、 作成したスケッチを再度開いてスケッチを右クリックして「ライブラリに追加」をします。 赤枠のようになっていれば成功です。


  5. これで皆さんも独自の鋼材を「鋼材レイアウト」で使用できるようになりました。


「鋼材レイアウト」の輪郭作成の動画

2016版以降の溶接輪郭の保存

2016版以降は少々溶接輪郭の登録方法が変更されていますので、 少し触れておきます。
  1. 溶接輪郭用のスケッチをしてスケッチ編集を終了します。


  2. 指定保存を選択します。


  3. 「ファイルの種類」を→「Lib Feat Part」に変更します。 「ファイル名」を任意の名前にします、今回は「φ13」とします。 フォルダーを「C:\Program Files\SOLIDWORKS Corp\SOLIDWORKS\lang\japanese\weldment profiles」 に移動します。 コチラのフォルダーはみなさんの場合とは違うかもしれません。 違う場合はこのページの下で紹介しているファイル検索で探してください。


  4. ココの位置に任意のフォルダー名を作成します、今回は「丸棒」とします。 このフォルダー名が溶接輪郭の「選択アイテム」になります。


  5. フォルダー「丸棒」を開いてさらにココに任意のフォルダーを作成します。 ここでは「黒皮SS材」とします。 このフォルダー名が溶接輪郭の「Type」になります。


  6. さらにフォルダーを開いてここに保存すれば完成です。


  7. 以上で2016版以降の「溶接輪郭」パスの変更が終了しました。 次回から、登録されたパスから読み込みます。 スケッチがライブラリに登録されていないときは、上記の4項を参照してください。

ファイルパスの変更

通常はファイルパスを変更することはありませんが、 目的によっては変更する場合があります。 今回の主題とは違いますが、ここで紹介しておきます。
  1. 「ツール」→「オプション」→「ファイルの検索」の順に押下します。


  2. このような画面になりますので、「次のフォルダを表示」でプルダウンメニューから「溶接輪郭」を探します


  3. プルダウンメニューの下の方に「溶接輪郭」がありますのでタップします。


  4. ファイルのパスを変更する場合は,「追加」ボタンを押します。


  5. 該当のフォルダーを選択して「OK」します。


  6. ファイルの検索欄に新しいパスが追加されました。 古いパスが不要な場合は削除してください。


以上で「溶接輪郭」のパスの変更が終了しました。 次回から、登録されたパスから読み込みます。
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