3D-CAD SolidWorks 使い方 入門
ソリッドワークス3Dプリンターのデータ作成、修正、造形 3D-CAD 株式会社 サンエツ
「複合カーブ」の作成
上記の画像のスケッチを「複合カーブ」を利用して単一のスケッチにします。「サーフェス」タブ→「カーブ」→「複合カーブ」と進めます。
「複合カーブ」のプロパティマネージャーが開いたら「結合するエンティティ」に「スケッチ1」と「スケッチ3」「スケッチ4」 選択します。
「OK」すると「複合カーブ」の完成です。 複数のスケッチが繋がって単一の状態です。 まるで1本の線のように見えます・
「複合カーブ」の利用
せっかく複合カーブを作成しましたので、簡単なスイープを作成してみましょう。「スイープ」を使うために「輪郭」を作成するための平面を用意します。 エンティティとエンティティの頂点を入力します。 入力が終了したら「OK」すると輪郭用の平面が完成します。
今作成した平面に円をスケッチします。 この円がスイープの元になります。
「スイープ」コマンドを選択します。プロパティマネージャーが開きますので輪郭に上記で作成した円を選択、 パスに作成した「複合カーブ」を入力します。単一化されたスケッチに沿ってスイープが完成します。
「OK」するとスイープの完成です。
「複合カーブ」の利用(その2)
モデルのエッジなども「複合カーブ」として利用できます。 ソリッドワークスのヘルプではモデルのエッジを利用しています。 コチラでもエッジの複合カーブにしてスイープカットをしたいと思います。以下のようなモデルを用意します。
「カーブ」→「複合カーブ」でモデルのエッジを選択して「OK」します。 各エッジが単一のエッジになりました。
サンプルでは「右側面」がスケッチしやすいですので「右側面」に「輪郭」のためのスケッチをします。
こんな感じにスケッチしました。
スケッチ編集を終了して「スイープカット」選択します。 「輪郭」に上記で作成したスケッチを入力します。
パスに先ほど作成した「複合カーブ」を入力します。
「OK」するとモデルの完成です。