3D-CAD 株式会社 サンエツ
オフセットサーフェスを使ってみよう。
オフセットサーフェスの基本
オフセットサーフェスの基本操作
「オフセットサーフェス」も重要なサーフェスです。解説の後半で使い方を見てみると
「オフセットサーフェス」の重要性がわかります。
下の画像の矢印の部分がオフセットサーフェスです。
黄色の面から50ミリ離れています。
オフセットサーフェスの作成方法
- 「オフセットサーフェス」を選択します。
- 「オフセットパラメータ(O)」にオフセットする面を入力します。
- 「オフセット距離」を入力します。
- 「OK」をクリックします。
「オフセットサーフェス」でモデルをカット
モデルの中に配管を通す場合配管とモデルの穴のクリアランスが必要です。そのような場合
に「オフセットサーフェス」が便利です。配管より1ミリオフセットした穴を開けた画像です。
寸法がありませんのでよくわかりませんね。
「オフセットサーフェス」で1ミリカットしています。
- 適当なモデルを作成します。
- スイープカットで通常の穴を開けます。
- このままですと配管とのクリアランスは0ですので、
1ミリ大きい「オフセットサーフェス」を作成します。
- 作成したサーフェスでモデルをカットすると、1ミリ大きい穴が開きます。
これでクリアランスの出来上がりです。
ついでに「オフセットサーフェス」で配管も作成します。
このように穴より1ミリ小さい配管です。
- 断面図表示にして、穴より1ミリ小さい「オフセットサーフェス」を作成します。
- 作成したサーフェスに「厚み付け」をして配管を完成させます。
「オフセットサーフェス」を利用して板金を作成します。
このような場合も「オフセットサーフェス」が活躍しまし。
本格的な板金加工をする場合は「シートワークス」を利用してください。
- 板金作成用のモデルを作成します。
- オフセット距離が0のサーフェスを作成します。
- 見にくいですから、ソリッドは非表示にします。
- 「板金」を選択してサーフェスを板金化します。
「オフセットサーフェス」の2通りの使い方をみました。他にも「オフセットサーフェス」は
何かと活躍する場面が多いツールです、基本的な操作方法はこれを機に学習
しておきましょう。
次回は「サーフェスの編み合わせ」を学習します。
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