3Dプリンターのデータ作成、修正、造形 株式会社 サンエツ
曲面にスケッチする便利な「交線カーブ」
「交線カーブ」
「交線カーブ」は曲面を通過する平面に沿って線を描画します。
下の画像は「平面1」に沿って球体に線を描画しました。曲面にスケッチできるなんて便利ですね。
交線カーブの作成
下の球体に交線カーブを付けます。
球体の中心を通過する「平面」をオフセットして球体を通過する平面を新たに作成します。
新たに作成した平面を選択状態にしたまま「ツール」→「スケッチツール」→「交線カーブ」でプロパティ
マネージャー「エンティティ選択」に球体の面を選択します。「OK」を2回クリックすると平面が球体を通過する
場所に線が付いてスケッチ編集状態になります。
スケッチ編集を抜けると交線カーブの出来上がりです。
交線カーブの便利な使い方の例
下から400の所に22ミリの円盤を取り付けてみたいと思います。
モデルに下から400ミリの所に平面を作成して交線カーブをスケッチします。
交線カーブを作成した平面をスケッチ編集して交線カーブをエンティティ変換とオフセットエンティティ
で交線カーブを150ミリ拡げます。
上方向に22ミリ押し出しすれば母材に接した円盤の完成です。
接した円盤を計算して取り付けるより交線カーブを利用した方が圧倒的に速く完成します。
交線カーブの便利な使い方の簡単な例
交線カーブはよく使います。計算したりスケッチを沢山かくよりも交線カーブを使用した方が簡単にできる
ことが多いですから、交線カーブは利用するようにしましょう。