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3Dプリンターのデータ作成、修正、造形 株式会社 サンエツ

SolidWorks 図面にテンプレートのプロパティを反映
図面にテンプレートのプロパティを表示します。
部品のテンプレートのプロパティやアセンブリのプロパティを図面に表示します。 アセンブリのCAD上の重量や材料などをを図面に記載しておくと便利です。 「図面のカスタマイズ」編でも紹介しましたが、 こちらは「プロパティ名」にないものを作成してリンクさせます。
下の画像のプロパティを表示します。
上記のプロパティです。
「重量」のプロパティを図面に表示するとこんな感じです。 「重量」の名前はプロパティ名のコンボボックスにはありませんので自分で書き込みます。 部品テンプレートのプロパティがリンクして図面に反映されます。

プロパティのリンクの作成

  1. 「新規」→「部品」を押を選択して「OK」します。


  2. 通常の部品テンプレートが起動します。


  3. プロパティのボタンを押します。


  4. 初期状態では「文書情報」は空のままです。 ここに、図面にリンクさせる情報を書き込んでいきます。


  5. 「新規プロパティ」の欄に「重量」と書き込みます。


  6. 「タイプ」のコンボボックスで「テキスト」を選択します。


  7. 「値/テキスト表現」に「質量」→「"SW-Mass@sldworksdraw8-1.jpg.SLDPRT"」を入力しますが単位が不明ですので、 後ろに㎏を付け足します→「"SW-Mass@sldworksdraw8-1.jpg.SLDPRT"㎏」にして入力が終わったら「Enter」キーを押します。 「評価値」重量と単位が入力されます。


  8. 「OK」してウィンドウを閉じます。


  9. 「新規」→「部品アセンブリから図面作成」を選択すると「デフォルトテンプレート」で設定された図面が表示されます。 図面の空いたところを利用して部品テンプレートの「重量」をリンクさせて表示させてみましょう。 私の場合は赤枠のあたりに表示します。


  10. シートフォーマット編集に入って「注記」で「重量 :」と記入します。


  11. 「重量 :」の隣に注記を追加します。


  12. 赤枠の注記が選択状態のうちに「プロパティへリンク」をタップして「シートプロパティのビューのモデルから」の「重量」を選択します。


  13. 「重量」が入力されたら「OK」をタップします。


  14. リンクが注記に入力されます。注記のコマンドを「OK」します。


  15. フォントサイズや位置を調整したら「シートフォーマット編集」を抜けます。


  16. リンクのプロパティの値は消えます。


  17. パレットからモデルの図面をドラッグすると、リンクのプロパティに情報が表示されます。


ここまでの動画を見てみましょう。
今回はプロパティのリンクを見ました、この機能は一度設定するとあまり必要がありませんが、 とても重要な機能ですので、利用の仕方を覚えておきましょう。
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