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SolidWorks 断面図のいろいろな使い方
断面図のいろいろな使い方
SolidWorksでは断面図の表現方法が沢山あります。 矢視図なども断面図の機能を利用して作成することができます。
  1. 奥行の長さを指定した「一部断面」
  2. カット面、そのままの形状を表示する「スライス断面図」
下の画像のように部分的な断面図を作成してみましょう。

カット線を利用した断面図の作成「一部断面」 (その1)

  1. カットする部分に線を描きます、ことき⇒の部分に一致拘束がついてしまうと、 あとでカット線の長さを調節するときに調節ができなくなります。 調節ができるように⇒の部分は少し長めに線を描いてください。


  2. 今、描いたカット線を選択状態にしたまま「断面図」のボタンをクリックします。 「断面表示」のポップアップウィンドウの内容に問題がなければ「OK」をクリックします。


  3. 上に出てしまったカット線は長さ調節できますので、マウスで短くしたり長くしたりして調節してください。


カット線を利用した断面図の作成「一部断面」 (その2)

カット線から指定したところまでの断面図を作成します。
  1. 400のところまでの断面図を作成します。 カット線Aを選択状態にしてから「断面深さ」のチェックボックスにチェックをいれて、 数値入力欄に400と入力します。 ここでほかのところにクリックしたり、タップしたりしてはなりません。 数値を入力したらすぐに「OK」します。


  2. 完成です。 ちゃんと柱の部分の陰線が表示されました。


「スライス断面」

「スライス断面」はカットした面のみを描画します。 とても便利なツールです。不必要な構成部品の線を省略することができます。
  1. カット線か断面図をクリックして断面図を選択状態にします。 「断面表示」プロパティマネージャーが表示されます。


  2. 「断面表示」で「スライス」断面にチェックを入れて「OK」します。


  3. カットした面のみ表示することができます。


「スライス断面」の作成動画

矢視図の作成

あまりお勧めではありませんが、断面図の機能を利用して矢視図を作成します。
  1. 矢視図を作成する部分の近くに鉛直線を引きます。


  2. 鉛直線とモデルの端面のエッジと同一線の拘束を付けます。


  3. ⇒の鉛直線を選択状態にしたまま「断面図」をクリックすると「断面表示」のポップアップウィンドウが表示されますので 現在の状態良ければ、このまま「OK」をクリックします。


  4. 矢視図が出来上がりました。


  5. 文字表示が「断面図」になっていますのでこちらは「矢視図」に変更します。 矢視図の完成です。


今回は断面図のいろいろな使い方を見ました。 断面図の使い方は他にも沢山使い方がありますので時間のある方は SolidWorksのヘルプを見てください。
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