SolidWorks 使い方 入門
ソリッドワークス株式会社 サンエツ
同心円を辞書でしらべると「中心を共有する二つ以上の円」と書かれています。
同心円の合致の組み合わせ
同心円の合致は丸い形状、円筒や円錐、球体など丸いと感じるものに付けることが出来ます。 但し線や点も、同心円の合致を付けることが出来ます。1. 線と円筒の合致
線と円筒の同心円合致を付けます。2. 線と円筒の合致
円筒と球体の同心円合致を付けます。3. 点と円筒の合致
点と円筒に同心円合致を付けます。点だけですと見にくいので点と同心の円をスケッチしました。4. 同心円合致で可動部の確認
データはの名前は「sldworksassy8-1.zip」となっていますので展開してください。 展開すると「sldworksassy8-1.STEP」となります。
ソリッドワークスで開く場合はファイルの種類を「全てのファイル」または「STEP.AP203/214」 を選択して開いてください。
開くと「インポート診断をしますか?」と聞かれたら「いいえ」を選択します。注意したいのは アセンブリ内の部品には拘束が全て削除してありますので、モデルには触らないようにしてください。
表示スタイルをエッジシェイディングに変更します。
デザインツリー上で部品「sldworksassy8-1<1>」を右クリックして「固定」をクリックします。 これでベース部品の「sldworksassy8-1<1>」は固定されます。
デザインツリー上で部品「sldworksassy8-6<1>」を右クリックして「固定」をクリックします。
デザインツリー上で部品「sldworksassy8-4<2>」を右クリックして「削除」します。 「削除確認」のダイアログが表示されますので「はい」を選んでください。 グラフィック上から部品が削除されます。 「sldworksassy8-4<1>」と間違えないようにしてください。
「sldworksassy8-6<2>」も上記と同じように削除します。
ここからはモデルに触ります。 「sldworksassy8-2<1>」の円筒面と「sldworksassy8-1<1>」の穴の面を同心円合致します。
続いて合致を追加していきます。コチラは動画をご覧ください。
5. 構成部品のミラーを活用
始めに削除した部品をミラーして再生するとミラー元の部品と同じ動作をします。 合致を追加するより手間が省けます。 構成部品のミラーを活用 このアセンブリは次のページで使用しますので、保存しておいてください。 今回は同心円の合致と、ミラーの利用を学習しました。次回は「ロック」、「角度」、「距離」合致を学習します。