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SolidWorks 構成部品のミラー

構成部品のミラー
今回のアセンブリのダウンロードは    コチラ

構成部品のミラー

製品が左右対称の場合いちいち部品を書いていたら時間の浪費になりますし、 誤作の原因や同じ部品なのに違う部品番号になる可能性があります。 対称の部品は可能な限りミラーすることが望ましいです。 但しソリッドワークスのミラーは何回もミラーをすると、 コンフィギュレーションの沢山できてしまい反対の反対バージョンができたりするバグがありますので、 目視で確認してください。
「構成部品のミラー」を利用して作成したサンプルです。
ミラーする前の状態です。かなり部品点数が少なくなっています。

構成部品のミラーの作成

ミラーするためにはミラーするための中間平面が必要です。 下準備はミラー平面がなければ平面を作成するだけです。
  1. ミラー平面を縦と横に作成します。 参照する場所は後々変更がない部分を利用してください。


  2. 年月が経ったたりとなんだかわからなく平面の名前を変更します。 「ミラー平面1」と「ミラー平面2」に変更しました。 名前の変更は文字の部分をゆっくり何度かクリックしてみてください。 変更可能状態になります。 少々癖がありますので、慣れるまでは我慢です。


  3. 「ミラー平面1」を利用してミラーをします。 アセンブリタブの「構成部品の~~~」→「構成部品のミラー」で「構成部品のミラー」の プロパティマネージャーが開きます。グラフィック画面で「ミラー平面」に「ミラー平面1」を選択して 「ミラーコピーする構成部品」にミラーしたい部品を選択します。


  4. 入力が完成したら「次へ」ボタンを押します。 ページが変更されます。


  5. ミラーする場合に反対バージョンがある場合は、 反対にする部品を選択して「反対側バージョンを作成」ボタンを押してください。 サンプルでは「F-05-1」にケガキを入れてありますので「反対側バージョン」にしています。 サンプルの部品は左右対称部品ですので、本番では反対側にはしません。 「反対側バージョン」を作成した場合は「次へ」のボタンが出ますので「次へ」のボタンを押します。

    サンプルの部品は左右対称部品ですので、本番では反対側にはしません。


  6. 反対側バージョンを作成した場合、部品名を同じにするか、 別名にするか検討しなければなりません。 反対側も同じ名前にするなら「既存ファイルで新しい駆動コンフィギュレーション」のラジオボタンにチェックを入れます。 別名にするなら「新規ファイルを作成」にチェックをいれると、 「プレフィックス追加」で部品名の先頭に青枠内の文字が追加されます。 「サフィックス追加」の場合は部品名の後ろに青枠内の文字が追加されます。 「ユーザー定義」の場合は青枠に入力した文字が部品名となります。


  7. さらに「次へ」のボタンを押します。ソリッドボディにチェックが入っていることを確認して「OK」します。


  8. 1個目のミラーの完成です。部品番号「F-05-1」も反対向きになっています。

    2個目のミラーも同じようにします。


いままでの動作の流れを動画で確認してみましょう。
「構成部品のミラー」は毎日使用しますので、上手に活用してください。 但しソリッドワークスのバグで同一部品のミラーを何回も繰り返すとおかしな挙動をしますので注意してください。
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