※SolidWorksを導入するなら最適なパソコンを選定しないと後で買い直しになっちゃうから、必ず検討してね。
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マウスジェスチャーとは?
CADの画面で、水平線を引く場合は水平線のコマンドを選択して任意のところに線を引きますよね。次に寸法を記入する場合は、寸法のコマンドを選んで寸法を記入します。でも、コマンドを変更するために、いちいち画面の上までマウスポインターを移動したり、タブを変更して、コマンドを探したりするのは、チョー時間がもったいない。
マウスの動作でかんたんコマンド変更
マウスを右クリックしたまま、縦横斜めにマウスを動かす瞬間に、ポインターが寸法や鉛筆なんかに変更できちゃう、超音速コマンド変更!
マウスから手を離せば、目的のコマンドに激瞬変更!
言葉でゴチャゴチャ説明してもよくわかりませんから、動画でマウスジェスチャーとは何ぞや?を理解しましょう。
この便利なマウスジェスチャーですが、2017以前のバージョンは設定方法が全く違っています。方向やコマンドによっては全く動作しないバグもあります。僕の場合は2016版で作図線が作成できなくて困ったこともあります。ちなみに、注記のコマンドも終了の設定がなくて困りました。
実は注記終了のバグは2018版でも修正されていません。2019版で修正されているかもしれませんが、こればかりはダッソーさんしだいなので~~~
設定変更が簡単になっちゃいました。
この便利なマウスジェスチャーだけど、2017版までは、コマンドの登録がややこしいし、せっかく設定したのにバージョンアップすると、登録したコマンドが消えちゃったりして、スゴク面倒だったけど。2018版からは、ウィンドウズを使っていれば、感覚で設定変更の操作ができるから、この機会に設定しちゃいましょう。
設定方法
- 「ユーザー定義」が見当たらない場合は、▼をクリックしてさらに下のほうを探してください。新規にドキュメントを開いて、「ツール」→「ユーザー定義」と進んでね。「ユーザー定義メニュー」って似てるのがあるけどコッチは違います。
- 「ユーザー定義」をクリックするといきなりポップアップウィンドウが表示されます。左側がマウスの移動方向のメニューで右側がコマンドのメニューです。右側と左側のウィンドウでドラッグ&ドロップをしてコマンドを入れ替えをします。
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- 動作数ですが、ここは4動作だとコマンドの登録数が少なくて、かなり不便です。だいたいパソコンのキーボードと一緒で感覚で操作しますのであまり多いと違うコマンドを選択してやり直しになっちゃったりしますので、8動作くらいがおススメです。一例として、部品作成の画面でマウスジェスチャーに「押し出し」のコマンドをいれてみます。押し出しは「挿入」の中にありますので、カテゴリを「挿入」に変更してください。「マウスジェスチャーの有効化」のチェックを忘れずに。
- コマンドの欄で「押し出し」を見つけたら、ドラッグして部品のところにドロップしましょう。今回は、斜め右上にセットしました。
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- マウスジェスチャーの右上部分が押し出しのマークに変更されたら、「OK」してウィンドウを閉じます。
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- スケッチ編集状態なら右クリックしたまま斜め右上にマウスを移動するだけで、押し出しコマンドに変更できます。スケッチ編集が完了している場合は、線の一部を右クリックしたまま、マウスを右上に移動するだけで、スケッチの選択と押し出しコマンドの選択の両方が完了です。チョー早!
以上でマウスジェスチャーの設定は完了です。
2018版のマウスジェスチャー登録変更は、ドラッグ&ドロップでかんたん操作!
SolidWorksはウィンドウズに準拠しているのがモットーなら、最初からこんな感じの設定方法にしてあればよかったのになぁ~って感じ。
ダッソーさんもやりますね~ これならすぐに設定変更ができるから、自分好みの設定がすぐにできる。修正変更が得意なSolidWorksならではの機能ですよね。まだ、マウスジェスチャーを使っていない方は必ず使ってね。
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